トイレのタイルにそう誓うんだ
SUNNY CAR WASH、めちゃくちゃいいな。
めちゃくちゃというと嘘ついた、でも、それでもめちゃくちゃいい。
歌あんまりうまくないけど、ロックバンドは理屈じゃないところで格好いい音楽を奏でる集団で、わたしは圧倒的にシンガーソングライターより、バンドが好き。
好きなバンドのボーカルがソロをやってもダメで、誰かが自分以外の他人とのあいだで生まれる奇跡みたいなものが、いつも胸をめちゃくちゃ揺さぶってるとおもうんだよ。そこらへんどうですか。
今日は1日中寝てしまった。
明け方までずっと起きていたせいだけど、くわえて体調もすこぶる悪かった。
花粉、もう始まってるんだって。
去年は花粉症から風邪になって、喘息まで進行して入院したから早めに煙草も控えたかったけど、むりそうなので多分今年も入院する。
あらかじめ家族には伝えておこうかな。わたし、今年も入院するからよろしくね〜って。けっこう入院好きなんだよ、修行してるみたいでわくわくする。精進料理みたいなごはん食べさせられて、あれが結構おいしいなっておもう。
点滴も慣れたもんでした。
昨晩は、ヒミズがGYAOで配信されてたから観た。ずっと観たいなとおもってたから楽しみにしてたけど、全然よくなかった。
いい所といえば、染谷将太が二階堂ふみを何度も平手打ちしたり、髪を鷲掴みにして振り回したり、泥の中に突き飛ばしたりするところだけだった。
震災とか人の不幸を背景に組み込んだ映画って、大体その背景がなくてもいいような内容で興冷めしてしまうから。
邦画だと「怒り」とかも。わざわざ、キャラクターに風俗嬢やゲイの設定はまったく不要だった。日本人はそういうの大好きなんだな、風俗嬢やゲイのカテゴリが不幸なのではない。だから、染谷将太も被災者じゃなくて良かったのに。
最近みたバンドのボーカルは、被災地出身の人で、「住むはずだった家も全部流されて、ラジオが唯一の音楽の繋がりだった そのときに勇気をもらったから自分も勇気を与える音楽をしたい」、ってMCでいってた。
それは、まったく同情を買う人の言葉じゃなかった。経験した人以外がなにを口にしても全部ただの妄想で、妄想だけなら十分だけど、映画や音楽の材料にされると、突然どうでもよくなっちゃう。そういうわたしも悪い意味で日本人っぽい。わざとひねくれようとしてるかんじで、そういうつもり全くないけど。子供はもっと真面目に考えているのに、いつも大人だけが先走ってるようなかんじがしちゃうよね。わたしどっちなんだ、大人なんだろうけど。別にフリとかしてないけど。
そういえば、実家のリビングの窓からは、海にある灯台が小さく小さく見えるので、眠る前にしばらく灯台の光が何秒間にこちらを真っ直ぐ向くのか、ひたすら数えた。
ぴったり10秒だった。
海に行きたいなあ、冬の海。実は海ってあんまり好きじゃなくて、晴れてたり暑い日だと最悪なんだけど、寒い日と曇りの日は特別に好き。
今朝起きたら、灯台の光も当たり前に消えていて雨が降っていた。最近近くの海岸でバラバラ殺人事件があって、その犯人が地元の人だってことを聞いた。数ヶ月捕まらなかったので、もしかしたら道やお店の中ですれ違ってたりしたかもね、なんて笑って話した。
人のことバラバラにしたいほど憎いとおもったことなんてある?わたしはないから、すごいとおもう。犯人は正義感がつよいのかな、平和主義なのかな、許せないことがあっても水に流しちゃうよね、大体。いらんこと思い出したな、夢には出てきませんように。
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